2021/06/24 11:13
収穫まであと1ヶ月となりましたが、出荷できない残念なマンゴーたち。
長年マンゴー栽培を行なってきて、天候・害虫などの影響や、油断・観察不足で一年間の苦労が台無しになる事もあります。
今回は、主に見られる例をあげてご紹介したいと思います!
一年かけて育てあげるマンゴーについて、より深く知って頂ければ幸いです。
▼角マンゴー
写真で見るように、角が出ています。
見た目はかっこいい良いですが、箱詰めしてお客様へ発送することができない商品。
実の肥大とともに生えてきて、時々見かける形のマンゴーです。
▼日焼けマンゴー
『日焼け』と表現しましたが、いわゆる「やけど」してしまったマンゴーです。
直射日光がマンゴーの肩口付近に当たり、写真の通り色が変色しています。
沖縄は現在、梅雨で雨天・曇天が続いていますが、太陽が照り付ける日にはビニールハウス内の温度が35℃以上になり、天井には日よけのネットが必須。管理にミスがあると、一年間の苦労が台無しになる事もあります。
直射日光がマンゴーの肩口付近に当たり、写真の通り色が変色しています。
沖縄は現在、梅雨で雨天・曇天が続いていますが、太陽が照り付ける日にはビニールハウス内の温度が35℃以上になり、天井には日よけのネットが必須。管理にミスがあると、一年間の苦労が台無しになる事もあります。
▼ミニマンゴー
マンゴーは、花を咲かせるために花粉を運ぶ昆虫が必要です。主に養蜂家さんから借りたハチをハウス内に入れています。
受粉することで実は大きく成長していきますが、20度以下の低温や35度以上の高温では花粉が出ず、受粉する事が出来ません。
受粉出来なかった実は、写真のようなサイズで成長が止まり、ミニマンゴーとなります。
小さいですが糖度はかなり高く、沖縄県内のスーパーでは5~6個程度に詰めて売られています。
8月頃、沖縄に来られて見かけた際には、ぜひ一度食べてみてはいかがでしょうか?
毎年、少しでも多くの美味しいマンゴーをお届け出来るよう、これからも丁寧に栽培を行なってまいります。